BCP（事業継承計画）

不測の事態が起こった際にも事業を継続する計画です。

BCPとは、企業が自然災害やインフルエンザ大流行などの緊急事態に備えて、企業にとって中核となる事業の復旧、あるいは早期復旧を可能にするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画です。

• お取引先様への供給責任
• 主要仕入先への在庫・販売責任
• 社員の安全確保

富永電気株式会社：本社

在庫品販売（コネクタ）

東京湾北部地震　震度６強

• 2014年9月1日 AM8:00に東京湾北部地震　震度6強が発生
• 出社可能者：7名 負傷者：2名（通勤中）
• 本社
  事務所内天井崩落、一部床落ち、倉庫内散乱、キャビネット倒壊、複合機損傷、書類散乱、電話機落下（一部断線）、PC半数が故障、データサーバの故障、在庫品散乱、メーカーの集配停止。
• 社会インフラ
  電力３日間停止、公共交通機関5日停止
• その他、通信網輻輳・停止7〜21日

• 在庫品の振り分けを効率的に行うルールを策定。
• 受発注管理に必要なサーバーをデータセンターに移設
  また本社機能喪失時も社外からアクセス可能とした。
• 販売業務に必要な電力確保のため、電気自動車及び変換器を設置。
  給電切替の手順を周知するための訓練を実施。
• 物流の集配停止に備え、メーカーから製品を直送してもらえるよう予め協議
• 主要製品の在庫を分散し、倉庫機能喪失リスクに備えた。

電気自動車を利用した電源供給ライン

当社のBCPの取り組みについては、東京都発行の「平成25年度　東京都BCP策定支援事業取り組み事例集」にも、取り組み事例として概要が掲載されました。

また当社のＢＣＰ活動の詳細はお取引先様のご要望に応じて、事業継続計画文書を含め公開しております。

防災セミナー&BCP策定推進フォーラムにて弊社代表が講演

平成26年11月19日から21日にかけて、東京ビッグサイトにて東京都及び商工会議所主催の中小企業対象としては国内最大規模のイベントである、産業交流展2014が開催されました。

その中で開かれた防災セミナー&BCP策定推進フォーラムにて、弊社代表取締役知念利秀が講演し、弊社のBCPの取組やそれによってもたらされた効果などをご紹介しました。